IT革新とホームページの作成

昨年4月、独立・開業のご挨拶に回った時、大阪市の光岡和彦さんから、「E-mailのアドレスもあるし、次はホームページやね。」と声がけされた。この一言が気になって、仕事のツールとして考え始めていたところ、昨年末に大学、会社の後輩である末利銕意さん(技術士:化学部門)から、「知合いの稲田雅紀技術士がご息子さんにホームページを作ってもらったが、山本さんも頼んでみませんか?」と声かけしていただいた。ご子息の宗紀さんは、今春、卒業されてコンピューター関係の会社に就職されるとのこと、早速お願いしたところ快く引き受けてくださったので、正月休みに構想造りと原稿づくりを始めた。

ホームページの構想と原稿づくり

IT時代に突入し、インターネットとE-mailのお陰で、仕事は事務所で相当のことができる。

正月休みに長男の浩司が名古屋から帰省したので、次男兼司、家内の廣子も加わって、イメージ作りの議論をして構想をまとめた。

  • [1]継続できること
  • [2]読んでもらえるようなものにすること
  • [3]エコサポートの事業にも役立つこと

を基本に考えた結果、「エコサポート通信」の構想ができた。

「トピックス」 は日ごろの活動を通じて入手した情報を簡潔にまとめて報告しようと考えているが、今回はあまりまとめることができなかったので、情報の項目だけでも整理しておくこととした。

「掲示板(ネットワーク)」 はインターネットでは馴染みの深い名称であり、今までお世話になった方々に寄稿してもらうべく、中野道雄さんと光岡さんにお願いし、引き受けていただいた。毎回、学識者、行政、企業、技術士や環境カウンセラーの方などにお願いしたいと考えている。

「編集者雑感」 は、日ごろ考えていることを少しずつ発表し、皆様のご参考または息抜きにでもなればと思いつつ、一方では、忌憚のないご批評を頂戴できれば幸甚である。

開業以来の主要業務はISO9000(QMS:品質マネジメントシステム)及びISO14001(EMS:環境マネジメントシステム)の構築支援である。

いずれもクライアント(経営方針ではゴロ合わせのためコンシューマー)との間でいっしょに考え構築・成長してきたと感じている。「守秘義務」が基本であるが、それぞれの責任者の方に、ヒアリング調査をさせていただいて、どのように評価して頂いたかを紹介・掲載させて頂くことになった。

一度も顔を合わせずに完成

稲田さんとのやり取りは、E-mailとFaxで行った。一度もお会いすることも電話で声を聞くこともなしにレイアウトづくり、記事の加工を仕上げて頂いた。ホームページのアドレス(URL)にデータを入れて頂くこととしたが、ケーブルTVのプロバイダであり、奈良のご自宅からはアクセスできないことが判明した。とうとう、明2月3日に私の家へお出で頂いてホームページを立ち上げると共に、今後の更新、メンテナンスの基本的事項についてレクチャーを受けることとなった。

21世紀はITの時代であるが、わが国のインターネットの普及率はシンガポールや香港はもとより、台湾、韓国、中国にも遅れをとりつつある状況である。コンサルタントとして曲がりなりにもホームページを開くことができ、幸せを感ずると共に関係各位に感謝申し上げる次第である

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