なかなかホームページが発行できない
ホームページ第5号の発行がなかなか進まなかった。第1号を出してから、2年、2000人以上の方にアクセスいただいたことに感謝している。見てくださる方の期待に応えたいと思い、年に3回は発刊しようと早い時期から原稿を書き溜めたりしたたが、編集が上手くできないため、延びてしまった。パソコンの調子が悪いこともあって写真を貼り付けるのにも手間取り、今回思い切って新しいものに買いかえた。パソコンが年に1000万台も売れているだけに4年前の旧機種に比べ、使うのが楽しくなってくる。写真の取り込み、編集機能なども便利になっており、今年こそは目標を達成したい。
@技術士の関連情報
技術士に軸足を置いた活動を目指しているためか、今回のテーマは、技術、技術士に関わるものが多くなった。技術士法が改正されて、継続教育や技術倫理の重要性、、国際的な相互認証の動き、受験制度の改革、総合技術監理部門の創設によるマネジメント技術の位置づけなど次々と新しい動きが広がってきた。文部科学省においても、大学を独立行政法人にするなど、大改革に向けた取り組みの一環として技術士のあり方にも変化が起こっているようだ。
昨年、小柴昌俊さん田中耕一さんがノーベル賞を受賞された。技術者、科学者の役割がクローズアップされ、大いに勇気付けられた。この中で今年は、第30回技術士全国大会が9年ぶりに大阪で開催されることもあり、このイベントの企画に参画させて貰っている。、技術士のイメージチェンジを図れるような新しい取り組みに仲間とともにチャレンジし、日本社会の閉塞感を打ち破るような動きに共鳴させることができればと願っている。
Aインターネットの重要性
上記には、いうまでもなくインターネット、ブロードバンドの活用によるネットワークの構築が欠かせない。
インターネットの使われ方は、まだまだこれからであるが、急激に変化しており、使いこなさないと社会から取り残される。常時接続しないインターネットは電話料金が気になって使いこなせず、また通信速度の遅さに我慢できない状況が続いた。これではインターネットとはいえないのです。コンピューターを24時間常時接続すると大変使いやすくなる。
私は最初自宅にCATVを導入し、次に事務所にADSLを導入して常時接続を実現した。日本でもこのシステムが昨年末に700万件以上普及した。月々、新聞代と同じ数千円の費用を払うと、世界中のコンピューターと高速で繋がり、追加費用なしで自由に情報を見られるのだ
ソニーの出井会長が最近出された「非連続の時代」には、「約6500万年前に巨大隕石がメキシコのユカタン半島に落ち、急激な環境変化に対応できない恐竜が絶滅した。現在においてこの隕石に相当するのがインターネットだ。インターネットという隕石が落ちてきたので、我々企業や国も変化していかないと恐竜みたいに滅びてしまう。」とある。
B技術支援、コンサルティング
本業であるコンサルティング業務は、ISO9001品質マネジメントシステム、ISO14001環境マネジメントシステムである。おかげさまで、審査機関での委託契約審査員やコンサルティング機関の仕事も手伝わせて頂くことができた。中小企業におけるシステム構築支援業務は、概ね1年間近くの仕事であり、経営者やスタッフと一緒になっての活動は楽しいし、しっかり勉強し、実地経験を通じて腕前を上げていきたい。
C自然とのかかわり
井上靖彦さんに寄稿していただき、自然とのかかわりについても紹介することができた。レイチェルカーソンの「沈黙の春」も自然とのかかわりの重要性を深く認識させられた。人間は自然の中の一部であるとの謙虚な気持ちを持ち続ける必要がある。
このレポートに自然とのふれあいの写真を載せるため、今回は自宅の周りの小自然とビオトープを取り上げた。引越ししたときから20年以上にもなるが、豊かな里山が残され、山の別荘として快適に住まわせてもらっている。