迷惑メールに立ち向かうには!
富田 孟技術士(電気・電子、総合技術監理)の助言より
SOHO(ソーホー)という言葉がある。スモールオフィス、ホームオフィスという意味でインターネットを活用して仕事を効率的に進めることが可能になったから実現した業務スタイルである。
インターネットはとても便利であるが、パソコンがダウンした時は深刻な問題を引き起こす。これをサポートするシステムやビジネスが育つことを願うばかりだ。
@迷惑メールが沢山入る
迷惑メールが入り、ウィルスに感染すると深刻な状況になる
3年前に知人名で来たウィルスメールを開いてひどい目にあった。データをすべて削除してリセットしたが、完全には回復せず、不便な状態で使用し、昨年パソコンを買い換えてようやく決着した。慎重派の方は、
- インターネットをあまり使わない
- 怪しいと思われるメールをすべて削除する
- 携帯電話のメールと併用する
プロバイダーのサーバーやウィルス対策ソフトの装着などもあるが、もう少し積極的な対応を考えたい。
A仕事で使うには対策が必要
迷惑メールが入り、ウィルスに感染すると深刻な状況になる。また、色々なメールがきて、仕事の効率を下げることになるが、あまり神経質になると、情報が入りにくくなる。先日、IM技術士が迷惑(ジャンク)メール対策としてメールアドレス変更の連絡があった。これに関して富田孟技術士(電機・電子、総合技術監理)から手軽な方法があるとの情報提供があった。
簡単で有効な対策法がある!
見よう見真似でトライしてみたら抜群の効果がある。こんなに簡単で有効な方法があるとは驚きだ。一方で有効な情報をr伝達キャッチする手段、ネットワーク構築の難しさ、必要に迫られないと利用・実行できないことを痛感した。その操舵方法は下記のとおりである。
一般にメールで使用されるソフトウエアはOutlook Express である。画面の一番上段に『ファイル、 編集、表示、ツール、メッセージ、ヘルプ』と6つの言葉が並んでいる。この中の「メッセージ」をクリックし、画面を出す。
- 1 ルールの条件:2つ目の『件名に指定した言葉を選択する』をクリック
- 2 ルールのアクション:『削除する』をクリック
- 3 ルールの説明:『件名に指定した言葉を選択する』をクリックし
⇒例えば『Re: Your Document』など件名に含まれる英単語を打ち込む
⇒これでこの言葉を含むメールが次にきた場合、確実に「削除済みアイテム」に隔離される。
売込みなどの迷惑メールの削除は
1 ルールの条件:1つ目の『送信者にユーザーが含まれている場合』をクリック
2は『削除する』、3は自動設定で同様の処置ができる。
このような操作を1週間も続けるとウィルスメールは激減するのである。
間違って削除をセットした場合の回復操作
知人のアドレスを削除に設定してしまったことを削除済みアイテムで発見したので、富田さんに相談した。画面上段の『ツール ⇒メッセージ ⇒ルール ⇒削除した内容を検索し、該当分の設定を『削除』で回復する。
B憂鬱な気分から開放され、効率もアップ
リスクマネジメントをどのように実行するか、私はパソコンを3台使って対処している。メールの情報は自宅及び事務所のパソコンとノートパソコンで受けるようにしている。今回の経験を踏まえてメールについては主力のパソコンを自宅のデスクトップとして他のパソコンで再確認するようになり、作業効率も大幅に改善できた。