同窓会が懐かしい!
60歳代は『体力はある、時間もある、お金も比較的余裕がある]』という人生でも最も恵まれた年代だ。そこで、小学校から大学までの同窓会などを通じて利害関係の少ない集まりには積極的に参画、参加した。
@大学時の同窓会は大成功!
03年9月、大学を卒業後40年目の同窓会のお世話をした。学校が名古屋で男ばかり50名のクラス、一度関西で開こうということになり、色々考えた末、国立公園である淡路島で開催した。
- できるだけ沢山の参加が期待できる企画にする(32名が参加)
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費用はできるだけ抑制する(年金世代でもあり、大競争時代の中で無駄を排除したシステムが期待)
世話役は関西を含む地域の8名で進めた。淡路島は8月はシーズンで割高であり、9月はオフシーズンで安いし、良好なサービスが期待できる。
- 連絡にはメールをフル活用
メールは多数の人に同時にかつ繰り返し連絡できる。インフラに投資した人のためにもと大いに活用した。通常よくある宴会をやってあくる日は自由行動となるプログラムにせず、全員が1日目の観光(阪神淡路震災記念館の見学)、宿泊、宴会は日経新聞にとりあげられた人気の国民宿舎の慶野松原荘、翌日は実物大の陶板製複製絵画が1000点以上ある大塚美術館と鳴門の渦潮見学、中にフラワアレンジメントの実体験など盛り沢山であった。時間の許す8人はもう一泊して、平日のゴルフを楽しんだ。
- 参加者の感想も好評
「企画良し 天気良し 風景良し 友良し 酒良し」 また会いましょう!
俳句3句
- 北淡の野島を裂ける残暑かな
- 中秋や足下渦巻く鳴門橋
- 陶板画六十二歳の余熱かな
A技術士会や勉強会メンバーとの研修も愉快!
技術士会の環境研究会の催しとして、04年5月の宿泊見学・研修会では26名の参加があり研修、観光とも有意義であった。瀬戸内海国立公園に浮かぶ直島(廃棄物の焼却処理施設を含むエコタウン)、産業廃棄物投機で25年以上に渡り戦い抜いた豊島(てしま)、観光地の小豆島では、壷井栄の「24の瞳」で有名な島の分教場のある映画村まで足を運んだ。
また、大阪府技術協会の「エネルギー環境安全(EES)技術部会」では、全員高齢ではあるが海水浴の後、淡路島で温泉につかり、徳島まで移動し、阿波踊りを見学して淡路島に宿泊、翌日は海水浴の後、魚料理を楽しんだ。阿波踊りの観覧チケットが今年からコンビニでも買えるようになり、また、時間が2部制になり、ゆっくりとお祭りの雰囲気に浸ることができた。
B小学校の50周年同窓会!
神戸、東灘区の本山第一小学校を卒業して今年で50年、阪神大震災の前に集まって以来12年ぶりに同窓会を開催することになった。当時は1クラス60人で6組あったが、すでに10%近い30名以上が亡くなられている。当時、よく遊んだ仲間や可愛かった女性達はどんな様子かなど、懐かしい顔に会いたいと、地元在住者が中心でお世話して11月に開催した。 学年全体の所在を永年調べ続けてくださった本橋氏のおかげで、3分の2の所在が判明し、大部分は関西に住んでおり、当日は先生7名、生徒が80名近く集まった。
私達のクラス(6組)では坊ケ内先生もお元気だし、メールとFax、Telを活用して連絡したところ、当初予想を大幅に超える20名の参加があり、久しぶりの再会を楽しんだ。また、4年生担任だった尾中先生にも50年ぶりにお会いできとても懐かしかった。同窓会をきっかけにして今後も、気安く連絡しあい、集まれるようなネットワークの整備ができた。