ホームページの発行に苦戦(そのA)

ホームページ第6号の発行までにとうとう2年近くかかった。この間、アクセス頂いた方が着実に増加しているのに、ご期待に応えることができず申し訳ないが、個人的には充実した時間が過ごせた。

世の中の流れから取り残されないために、ホームページの発行は、色々なことに興味を持ち、メモをつくり要点を整理することに繋がり有効である。発行できないのは、システム、プロセスに不備があるためで、私が本業としているISOマネジメントシステムを適用して再発防止作策を作り、実行し、検証する必要がある。まず@マニュアル、手順書作り。A当初より倍以上のボリュームになったが、シンプルさが重要。ということで反省を含め、第6号の記事についてコメントさせて頂く。

@技術士環境研究会の特別講演

技術士に軸足を置いた活動を目指しており、2003年秋に大阪で開催した全国大会には、私も準備のお手伝いさせて頂いた。とくに、このイベントをきっかけとして環境研究会が中心になって、外部の有識者をお招きして発足した特別講演会は20回以上となり、講演してくださる先生方にも好評である。テーマを選定し、90分のご講演と30分のディスカッション、その後、講師を囲んで、飲食しながらの反省会、また、結果をレポートにまとめ発表するシステムが出来上がってきつつあり、会員数も100名近くになった。

この講演会は技術士向けにメールでご案内しているが、一般の方々にもご参加いただけるので、ご希望の方は私宛にメールアドレスをご連絡頂くと、定例的にご案内します。会場は大阪御堂筋線本町駅下車@出口から1分のところで、今のところ定員100名の会場ですから、十分余裕がある。

開催日時は講師の先生のご都合を優先しており、一定していませんが、平日の18:30〜20:30、申し込みはメールで、参加費1000円を当日会場でお支払い下さい。

*前号から掲載している特別講演の7つのテーマはいずれもこのイベント関連の報告である。

Aインターネットの活用

インターネット、メールの活用はきわめて重要である。上記の特別講演会も公表されているメールのアドレスを利用してご案内することにより、毎回興味のあるテーマに自由に参加頂くシステムができた。

一方、迷惑メール、ウィルスメールが横行したり、ネット上の犯罪がクローズアップされ、情報セキュリティや法整備も進みつつあるが、自己責任原則の中で、勇気を持って、積極的に関わっていくことも重要と思う。

富田孟技術士が教えてくださった迷惑メールへの対抗策は、元々ウィンドウズのソフトに組み込まれている。今年の正月1週間ほど留守している間に入ってきたメールは約150通、うち半分はウィルス付などで、削除積みアイテムに隔離して削除した。残りの半分は、ジャンクメールで広告のようなもの、全体の1/4が有効なメールという状況であったが、これで精神的な負担もなく対応できている。

B技術支援、コンサルティング

本業であるISO9001品質マネジメントシステム、ISO14001環境マネジメントシステムのコンサルティング業務は、おかげさまで、審査機関での委託契約審査員やコンサルティング会社からの仕事が入り、忙しかった。

マニュアルの雛形を提供し、内部監査員の養成研修もシステム構築中の適切な時期に実施し、15回足らずのコンサルティング支援で完了できる。ISO規格のチェックリストはメールで請求があればご提供してきたが、今回ISO14001:2004年版への改訂にあわせ、ISO9001:2000年版とともに公開した。構築に取り組まれる企業のお役に立てれば幸甚である。

C自然とのかかわり

前号で我が家(通称、山の別荘)の庭に狸が来ることを紹介したが、少し餌を与えていた。そのうち一回り大柄の動物がきだした。これはムジナではなく、生態系を破壊するアライグマであることが分かった。最初は一匹だけだったのに家族、子供ずれで来たので、これはひどいことになったと、狸には可愛そうだが、餌を与えるのをやめた。

本号でご紹介した四国88カ寺は自然と人間との関わりに触れ、考えるために素晴らしい場である。今年は、部分的になるが、歩いて廻りたい。

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