「人生街道 日々精進」
堤 信也氏作
- あいさつ
おはよう、いただきます、いってきます、ありがとう、ごめんなさい、挨拶っていいな。
- 全 機
人、ものに機能がある、使命がある。これを活かし切る姿が素晴らしい。
- ありがたい
病気になると健康のありがたさが分かる。有難いことに気がつく人は幸せだ。
- まことの愛
自分の快楽のための愛。本当の愛は見返りなんか考えない。その人の本当の幸せを。
- しあわせ
自分が幸せになろうと懸命にやると不幸せに。人を幸せにとの努力が自分の幸せに。
- 出 会 い
素晴らしい人に会うと感動する。その出会いで人は大きく成長する。
- 非まじめ
不まじめはよくない。だけど「くそまじめ」は争いの元、自然のままの「非まじめ」を。
- 寛容度の修行
色々な人がいる。自分と違う考え方も認めること。寛容度を大きくする修行の場。
- 面倒くさい
めんどうくさい。だけどめんどうがらずにやる人が皆からの厚い信頼を得ている。
- 賢者と愚者
愚者は痛い目にあってから体験で学ぶ。賢者は世間での過ちをわが事と慮る。
- 喧 嘩
子供と子供は喧嘩する。大人と大人なら喧嘩しない。喧嘩をする人…まだまだ子供。
- もの言えぬ象の気持ち
象が朝食の果物を蹴飛ばした。その先に水道の蛇口。バケツ一杯水を汲んでやったら全部飲んだ… 登校拒否も同様のケースがある。
- 教えてあげる
その人は教えられる機会が今までなかっただけだ。親身になって教えてあげよう。
- 話上手、聞き上手
相手の気持ちの中に入って楽しませる。相手の気持ちの中に入り楽しさを共有。自分本位では相手から疎まれ逃げられる。
- みてござる
世間がみているよ。それよりも自分が見ているよ。仏様もちゃんとみてござるよ。
- しかえし
相手もまた仕返しを考える。これは地獄への一本道。嫌な目に合わされても許し消す。
- おいあくま
おこるな。いばるな。あせるな(見落としがある)。くさるな。まけるな(自分に)。
- 怒って幸せ?
つい怒るのは人間の弱さ。だんだん人に避けられて不幸になるだけ。
- 見えないものを評価
飛行機が飛ぶ裏に、多くの人が費用と時間と労力。見えない努力は沢山ある。
- 良樹細根
よい樹は地中に根を細かく張る。根さえしっかり張らせれば自ずと花が咲き実が実る。
- 結果主義
結果が悪けりゃ話にならぬ そして…… 結果は身の破滅。
- 問 題
あなたの問題は?不景気は環境であって、不景気に対応する仕方が判らないのが問題。
- 予 見
大手飛車、バブルのはじけ…これから何が起こるか…どこまで読みきれるかが決め手、読むための情報はその気で見れば沢山ある。それに気づく感度が決め手だ。
- 不 思 議
渡り鳥が何千キロも飛ぶ。今の科学で説明できない事は山ほどある。新時代の科学が。
- 何もしない=悪くなる
家もあばら家に。物は…エントロピーの法則。人の心も維持するのに努力。
- プラス思考
階段から落ちて脚の骨を折った。それはよかった。首の骨なら死んでいたかも!
- 規 則
「規則で決まっている」誰がいつ、何の目的で決めたの?絶えず本当の目的を考えよう。
- 天 秤
あちらを立てればこちらが…。でもグッドアイデア(知恵)の連続で世の中は進歩した。
- 人の長所、短所
あいつはぐず…だけど慎重でミスがない。こいつはそそっかしい…だけど急ぎには素早い。個性の長所をフルに活かそう。
- 命あるかぎり
身体の自由が利かない人の作品などで感動を。命ある限り人様のお役に立ちたい。
- わたしの歴史
色々な感動、悔い、それらは消せない。そしてこれからも歴史を綴り続けて行く。
コメント
松下電器産業OBの堤信也氏の作品です。上記はご了解を得て1ページに再編しましたが、オリジナルはミニポケット版の手帳様式であり、原稿も製本の仕方も書いてあります。 (PDF参照)