コンサルティングに対する顧客評価

ISO9001:2000構築(D社)

システム構築企業等の評価 備考
ISO9001:2000年版の構築支援実施。

*構築に際しては希望者を募り、約10名で事務局作業に参画した。

メンバーの能力アップ及び企業力アップを目指した。
2001年2月から8月まで7ヶ月

10回のコンサルティングにより、定期審査時に認証取得

*主任審査員による予備審査を含む

ISO9001:1994構築(C社)

システム構築企業等の評価 備 考
コンサル契約

自力でスタートさせ、時期を見て外部コンサルに依頼することを想定。一般の2社とコンタクトしたが、他者の推薦もあり社長を含む会議で決定。

事務局3名で取組み開始後、約8ヶ月で文書を概ね作成した。その後の展開を図るため、コンサル契約した。
当初の体制組織や認証取得範囲など

営業(貿易課)をシステム内に加えることに抵抗があったが、顧客志向の面から的確にアドバイス戴いた。審査機関は3社の見積りを取った。

契約については今回のように日単位で良いと思う。本社及び工場で認証取得
内部監査員の養成

事務局3名は外部で受講。中堅社員の養成の必要性から当社で20名受講。

費用面でも参加者面でも有効だった。
文書の作成

全体にまとまった段階で指導を受けた。特に4.4設計管理は、何回かに亘っての的確な指導であった。

「4.4」は当社にあったシステムが構築できた。
内部監査の実施及び予備審査のフォロー

監査当日は事務局と一緒で的確な指導、クロージングミーティングでの講評など大きな安心感。予備審査の指摘事項にも的確な指導があった。

5月、8月、10月の3回実施。予備審査は2回(6月、9月)
実施運用

書類、特に品質記録に対する責任と権限、様式のあり方の指摘や現場での製品の識別などの指摘があった。

本審査準備

本審査前に文書の仕上げ、記録の整備等、重点的に指導。特に直前の全員に対するワンポイントレッスンは有効。

全般的な評価

良好な状況で本審査を終了できた。

ISO14001:1996構築(D社)

システム構築企業等の評価 備考
コンサル契約

社長の決断で大阪府地域活性化アドバイザー制度を利用してコンサルを依頼した。効率的に取組むため、最初に大枠のスケジュールを示されたので、人、仕事の分担を決められた。

自社独力でISO9002を取得。その後ISO14001に取組みを決定。要員等の制約もあり大変苦労。14001はイメージが持てたし、兼任者体制で乗り切った。
内部監査員の養成コース受講

出きるだけ多くの人に能力を持たせるために審査機関の講習を積極的に受けた。

環境側面の抽出・著しい環境側面の特定

コンサルの指導がないと難しい業務。環境側面の抽出を通じシステムのイメージができた。

環境方針・マネジメントプログラム

会社のプログラムと各部署目標との関係はトップダウンが望ましい。
トップの関与が必須でコンサルの知恵は有効。

1次、2次文書の作成

コンサルに委託し、非常に助かった。考え方の整理ができ、理解が深まった。

マニュアル等文書案作成もコンサル側で引き受けた。シンプルな内容で改訂もしやすい。
内部監査の実施

年間計画を立てて実施。9002で経験しているので手馴れているが、内容はまだ甘い。外部による模擬審査は有効と思う。

内部監査を早く定着させたい。
予備審査のフォロー

指摘事項の内容理解のため、コンサルのコメントが有効。

実施運用

実績値をチェックしてまとめることが大切。

本審査準備

節目としての自覚を持ち、考え方についてチェックしてもらう。本審査では指摘があれば、直せば良いと考え、不安はなかった。

システム構築の全般的な評価

期待以上であった。

EMS(14001)とQMS(9002)両方のシステム構築は相乗効果大。
⇒同社にはISO9001:2000版 の構築支援を完了。

SO9001 及びISO14001を同時取得(F社)

ISO9001:2000(QMS)構築&ISO14001:1996(EMS)構築

システム構築企業等の評価 備考
同時取得の必要性と方針

顧客から認証取得への強い要請を受けた。厳しい目標だが、コンサルタントの助言もありISO9001、ISO14001同時取得に挑戦を決定。

ISO9001への取り組みは以前から検討していた。本社品質管理室の助言・支援もあり、工場でQMS,EMSを1年間で連続して取得することにした。
コンサル契約

スケジュール、費用、支援体制などを総合的に勘案して契約した。

マニュアル,、様式の雛形の提供を受けた。
社内体制・スケジュール

それぞれ、管理責任者と事務局1名の体制とした。当初は同時スタートし、その後QMSを年内の受審準備に集中させた。

文書作成の支援のためコンサル側からスタッフを派遣してもらった。
内部監査員の養成

いずれもマニュアルを完成した段階で、コンサルから研修を受けた。(それぞれ約20名)システムの理解が格段に進んだ。

マニュアルをベースに1日コースで受講。将来の全社展開に備え、本社スタッフも受講した。
文書の作成

雛形のマニュアルに沿って進めた。QMSでは少し手間がかかったが、EMSではスムーズに進んだ。

内部監査の実施及び予備審査のフォロー

内部監査は研修の経験を踏まえ、的確に実施できた。QMSの予備審査段階ではシステムの完成度が低く、本審査までに作業負荷が大きくなったが、協力して対応できた。

実施運用

QMSでは94年版の資料にこだわりすぎて、システムを簡略化するのに手間取った。EMSは要領よく進めることができた。

EMSでは、QMS構築時での経験を踏まえ、社内に周知・徹底を図った。
本審査準備

本審査前に文書の仕上げ、記録の整備等を行い、マネジメントレビューを終えて、自信を持って臨むことができた。

2回目の内部監査の実施、現場点検などを通じて社内への周知・徹底を図った。
全般的な評価

苦労したときもあったが、EMSの受審準備は、短時間でスムーズに進み大きな自信になった。
今後、構築したシステムをもとに工場の意識向上、体質強化などを図りたい。

最初の4ヶ月:マニュアルの作成
次の4ヶ月:QMSの実施運用、本審査
最後の2ヶ月強:EMSの実施運用・本審査

目次へ