コンサルティングの有効性

システム構築支援企業との意見交換等を通じて明確になった効果的な内容

  1. 社内セミナーの開催

    システム構築は全員参加が求められます。プロジェクトメンバーや全社員に対し、キックオフミーティングの実施などを支援し、目標を明確に伝えます。

  2. 文書作りをどこまでするか

    社内だけでは、どこまで取組む必要があるか何が必要か判断が困難⇒過大なシステムになりやすい。

    ⇒システムはシンプルがベスト。⇒マニュアル及び記録様式の雛形を提供します。

  3. 自社の特性を活かすために

    最初にISO規格要求事項と自社の現状のギャップを調査・把握することが有効です。

    ⇒現状を踏まえ、現状の業務システムを活用しつつシステム構築を心がけるのが適切です。

  4. 内部監査員養成の研修

    内部監査員の養成教育をマニュアルが完成した時期に実施します。規格要求事項への理解を深め、システムの実施運用、内部監査業務への参画のために、多くの関係者が受講することをお勧めします。

    *外部の講習では、一般に参加可能者が限定されるし、焦点がぼやけがちです。

  5. 模擬審査の実施

    内部監査にはノウハウがあり、研修だけではなかなか身に付きません。審査経験者による 模擬審査の実施がシステム指摘事項の是正及びノウハウ吸収に有効です。

  6. 審査機関の決定支援

    審査機関ではコンサルティング出来ませんが、予備審査等を通じて、取組むべき方向が見えてきます。審査機関の考え方を踏まえたコンサルティング活動が有効です。

  7. 予備審査等のフォロー

    予備審査での指摘事項が理解できないと、是正取組みが表面的なものとなって、根本的な対策ができません。コンサルタントとしてこれをサポートします。

  8. 実施・運用面での改善と定着

    規格要求事項を満足したシステムを作り実施・運用しないとシステムは完成しません。 このために適切な文書管理と記録の作成が必要で、業務負担を増大させない工夫が重要です。

  9. ISO9001とISO14001の統合(同時)構築が有効

    2つのシステムで、相乗効果が期待出来ます。 また、単独時の1.5倍程度の労力で構築が可能で、企業体質が格段に強化されます。

    *ISO9009:2000年版とISO14001:2004年版はシステムの両立性に配慮されています。

    *顧客の要請を受けて1年間で2つのシステム完成を支援した実績があります。

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